「ヤムナワークはセルフケアメソッドです。」といつも言っています。
ストレッチ、マッサージ、ヨガ、ピラティス、ウオーキング、ジョッキング、アロマテラピーetc……
これらのモーションをセルフケアとしてやられている方が多いとは思います。
セルフケアの定義を何かをすることだと考えている方が多いと思います。
セルフケアとは、気持ちが良くなること、リラックスできる状態になることが、心が安定することが重要だと私は考えています。
そういう自分になれるものならなんでもいいのではないかと考えます。
効果とか、メリットとか、そういうことを考えたら面倒くさくてやることが億劫になってしまいませんか。
植物を育てて、心が安定して気持ち良くなるならば、それもセルフケアだと。
やっていると、動いていると自然と自分がその中に溶け込んでしまうような頭を使わない状態で、身体を委ねられるようになるの感覚でのケアでしょうか。
「肩が凝る」「腰が痛い」「ふくらはぎがパンパンになる」そういう不調不具合を抱えている方、続いている方ほど、こう言うリラックスできる状態に身体をゆだねる時間を持つことができない方々です。
このような身体に不調がある方々に進めたいのは、考えて行う行動ではなく、身体が求めている声に耳を傾けることです。 身体が求めていることを頭で判断したり、制御しないこと。 気持ち良くやれることであれば、なんでもいいんです。
ここで、身体を動かすことが好きで、動かすことでリラックスできる方は、ヨガ、ピラティス、ウオーキング、ジョッキング、ストレッチなどをやればいいのです。
「身体を動かすことが健康にいいから」「ヨガ、ピラティスなどで、身体を柔軟にするこは健康に必要だから」なんて頭で考えながら持続されている方は、それも一つのライフスタイルとして生活の一部です。「やらねばならぬ」という意識がなければ、これもセルフケアになるとは思います。
今は、身体の健康に関する情報があふれています。スタジオに来る方々も、色々エクササイズを経験され、健康に関することもたくさん知ってらっしゃいます。でも、身体からそれを感じられるようにならないと健康ではありません。
ヤムナさんは、facebookで、ヤムナワークを常に発信続けています。
身体のどの部分にボールを当てるとどのような変化が起きるのか。
「硬くなっている筋肉を緩める」
「動きの悪い筋肉、関節にボールで刺激を与えることによってリリースさせる」
この考え方は、ヤムナワークだけではなく、身体を緩めるワークでは共通しています。
「痛い部分」は、わかりやすいのでいいのですが、「動きの悪い部分」「動きを悪くしている筋肉」については、一般の方にはわからないことが多いです。
「動きの悪い部分」「動きを悪くしている筋肉」をまずは緩めていくことが「痛み」を作らないことなのです。
ヤムナさんは、ヤムナワークを日常に取り入れてもらうために、「痛いところ」だけを注視するのではなく、身体全体にボールをあてていくことで、「動きの悪い部分」「動きを悪くしている筋肉」を知らないうちにリラックスさせていくためのワークを発信続けているのです。
最初はリラックスできないかもしれませんが、時間をかけて繰り返していけば、気持ち良くなんとなく気がついていたらやってしまっている状態になったら、これはラッキーです。
今の私がその状態です。
セッションの合間などに、時間が空いた時に、ボールに身体を委ねています。別にどこをどうしようと考えずに、気持ちの良くなるようにボールを動かし、身体をボールの上で動かしています。 そのようになることをヤムナさんの望みだと私は考えています。
スタジオでも、背中にボールをあてると、「ふっと気持ちが楽になる」 お腹にボールをあてると体全体がリラックスする。 などなどの感想を良く聞きます。 それでいいのです。 セルフケアメソッドですから。
でもスタジオでは、アライメントを考えて、身体の連動性を考えてのヤムナワークセッションになりますのでよろしくお願いいたします。
自宅でのその方にやっていただきたいヤムナワークも指導いたしますが、やはり回数を重ねることで、こちらから指示をしなくても身体が求めるようになるようにすることが重要だと考えます。