Bodyworkstudio+gym

Conditioning studio based on Pilates and Yamuna

失われた姿勢  なぜ一定の先住民文化にはほとんど腰痛が存在しないのか〜

6月10日のヤムナさんのFBにも「この素晴らしい記事をお読みください」と書かれてありました。

非常に興味がありましたので、翻訳ソフトを使い、私が必要と思う部分のみ書いてみます。

お時間のある方は原文をお読みください。

中心の左の写真は、皆さんもよくご存知のS字型の背骨、中心右の写真は、腰椎部分のS字型カーブの少ない背骨、その背骨を持っていると書かれてある、ボルネオのウボン族です。

カルフォルニアの女性鍼灸師ゴーカレーさんが、出産後に極度のヘルニアによる腰痛と手術、再発を経験したことから、理学療法、フェルデンクリスメソッド、アレキサンダーテクニークなどを学び、先住民の姿勢を分析した人類学者の文献、学問を学び、その後、腰痛の少ない現代的な生活とは縁のない文化圏を飛び回り、彼らの立ち方、歩き方などの動きを研究したそうです。その中から共通していることはなんなのかと模索している中から、気がついたのが、背骨であり、背骨のカーブでした。 先住民の背骨はS字ではなく、2つのカーブしかなくJ字型だったのです。

ゴーカレーさんは、彼女の背骨をJ字型にするように努力すると、だんだんと腰痛が緩和していったと書かれてありました。 そして、他の人の助けになると実感して、エクササイズを考案し、本を出版してカルフォルニアにスタジオを構えたのでした。

彼女のメソッドは腰痛のためのピラティスや、ヨガと同じカテゴリーに部類されています。まだ臨床試験でテストされてはいないそうですが、多くの人を助けているのになぜ、臨床試験を待たなければいけないのかという問題も抱えています。 そこでJ字型の背骨が理想的なのではなく、何が背骨をJ字型にさせるのかということに気がつきました。 ゴーカレーさんは、「柔軟なコアマッスルがあれば、背骨をJ字型にできる」と考えついたのです。 先住民の生活は、そのしなやかな腹筋によって背骨をJ字型にさせて動き、またそれをキープすることでまたコアマッスルが鍛えられる。

なんかヤムナさんと同じような気づきかから人を助けるメソッドを考案していますね。 ちょっとした気づきをメソッドにして、人助けをしていくのは、やはり普通の人ではないのですね。 ゴーカレーさんの勧める良い姿勢の腰痛予防と緩和のための5つのポイント

  1. 肩を後ろに引く
  2. 脊柱の長さを保つ  (私の考えー呼吸とともにコアを引き上げて脊柱の長さを保つということでしょう)
  3. 歩くときにお尻の筋肉(中臀筋)をスクイーズする  (臀筋を脚の方へ引っ張られないようにするため。ヤムナも同じ考えです。)
  4. 顎を上げない
  5. 椅子にまっすぐに座らない(背中を緊張させないことでしょうね。胸を開いて深呼吸しながら背骨を長くた保ち、肩をロールダウンする)

昔、インサイドバレエ・テクニックという本を読みました。この本は、ピラティスを学び始めた時、ピラティスとは何か、体とは何かということを気づかせてくれた本です。今でも大切にしています。そこにも同じように背骨を引き上げることが書かれています。ただ一つ間違えていけないことは、仙骨から上を引き上げるのです。これが結構重要です。日本人は骨盤後傾気味ですから、これができないんです。なので、太極拳などで腰を悪くする方は、腰椎を引き上げるのではなく骨盤を引き下げるのです。それで、見た目は背骨が伸びるのです。