Bodyworkstudio+gym

Conditioning studio based on Pilates and Yamuna

背骨の起伏

起伏・・・

背骨とは蛇のようなもので、健康な状態であれば尾骨から頭蓋骨までを自由に動かし伸び縮みしながらエネルギーを伝える事ができます。時に人は、日々のトレーニング、また例えばピラティスなどの一つのメソッドのために仙骨を下げてそこでロックさせるなど背骨を一定の形に固定し、矯正することで背筋を真っ直ぐにしようとします。しかしそれでは背骨本来の自然な動きを無くしてしまうのです。

ちなみに、幼少期ではこの背骨の自然な動きが顕著に見られます。子供たちの背骨の周りには背骨の伸縮性のお蔭で螺旋状にエネルギーが上がっていき、背筋が真っ直ぐに保たれています。あなたが若い頃のように真っ直ぐな背筋にしたいのであれば、この伸縮性を維持させておくことが重要です。背骨ひとつ一つにもそれぞれカールしたり真っ直ぐになったりと動きがあります。私たちは背骨が本来持っているこの動きにもっと注目すべきです。

つまり、背骨とは固定した状態では動きや力が制限される、ということです。逆を言えば、背骨の起伏があればあるほど背筋が伸び、体全体がより柔軟になるということなのです。(ヤムナジャパンfacebookより)

このメッセージいいな~

姿勢が悪くなる=歳を重ねていくことというようなイメージがあります。今朝のテレビでは今年のファッションのキーワードは「ヘルシー」だとか。ヘルシーからイメージされるのは健康、そしてファッションは開放的になるとか。スポーツする時用のタンクトップを着て、透け感のある重ね着をするとか?

姿勢が悪くなるのは背骨の整列がおかしくなることです。ピラティスは筋肉バランスによって背骨の整列を整えよう、改善しようとします。でも背骨、椎骨の動きが悪かったら筋肉だって動きません。現実、猫背は、背骨の問題です。骨盤からの背骨の一つ一つの動きがなくなることが原因です。動きの悪い部分を、その場所周りをいかに動かすトレーニングしても無駄な努力です。首の運動をしても。

現在自分の身体の背骨の動きの悪いところ、ねじれのあるところとは違う場所での重さ、痛みを感ずる時に、「線路は続くよどこまでも」という歌を思い出します。背骨はどこまでも続きませんが、痛みの連鎖は続きます。背骨はどこまでも自由に螺旋のように伸びやかに動かなければいけないのだと実感しています。

本来、関節は柔らかく動かなければいけない。その自由さを筋肉がうまくコントロールしなければいけないなのだと思います。体幹を安定させることは大事なことですが、安定させる時に筋肉を骨をコントロールさせる為にピラティスエクササイズがあるのです。