Bodyworkstudio+gym

Conditioning studio based on Pilates and Yamuna

一生縮まずに伸びて生きるためのヤムナ1DAYワークショップ〜床反力・腹圧・呼吸の関係を体感に参加

Part1: 骨盤・骨盤底筋・腰椎と呼吸の関係を体感する
Part2: 下肢と足部のワークで床反力を発揮させる

担当講師は白木和恵さん

人間が直立二足で歩行するように構造的に進化してきたのですが、その身体つくりに必要なのは深い呼吸と床反力です。ヤムナメソッドのコンセプトでもある、「構造は機能を司る」

体幹の土台は、下肢と足部です。下肢と足部の歪みや筋力の弱さは、立位での床反力が機能せず、重力に負け、足元の安定さを失い、押しつぶされながらも立っている身体になります。加齢により、さらに縮み・歪みは進みます。そんな身体が動くことが気持ちいいはずがありません。

寝た状態によるエクササイズを行う人は、床反力が働かなければ、いくら体幹を鍛えても機能しません。だから、床反力を育てるワークが必要なんです。

Part1では、腰椎と大腰筋・横隔膜の関係や、横隔膜と骨盤底筋の関係、女性特有の不快症状の原因などを解剖図で理解しながら進めました。

座骨を広げて仙腸関節にスペースを作り、骨盤底筋が動きやすい状態にします。そうすると呼吸も深くなっていきます。次に内臓を引き上げ、腸腰筋を活性化するようにお腹のワークを。お腹を引き延ばしたら、脊柱を引き上げるワークをすると肋骨間の関節の動きも良くなり、呼吸ももっと深くなります。自律神経をも刺激するのでリラックスできます。

Part2では、体幹に近い股関節周りから、大腿・下腿までヤムナボールでワーク。下肢全体が床方向に伸びて、適切な力を発揮出来る様にしてから、フットウェイカーで足部、主に外側をワークしながら、『床反力』をリアルに体感。

まずは大腿骨周り、前後、左右を丁寧にワークします。腸脛靭帯、外側広筋周辺は固くて痛いです。ここをゆっくり引き延ばします。それだけでも身体は軽くなります。固くなっているところは重くなっていますから。そして前面の脛から膝下、足趾まで伸ばします。裏面のふくらはぎも伸ばします。

足の骨の位置、役目、動きの説明もありました。そしてウオーキングをして確認です。フットウェイカーズで、床半力を体感します。

深い呼吸とリラックスを得た上で、立位での楽で自然な引き上がり、身長が高くなった状態を体感しました。まさにこれがヤムナワークです。