熱中症になるのがおかしくないくらいの暑さと湿度の毎日です。
こまめに水分補給を心がけなくてはなりませんね。
今日は、この頃気になる骨盤まわりに問題を抱えているのに、それを気にしていない方、気がつかない方が多いので、そのことについて書きたくなりました。
ヤムナさんは、「コアの一つに足、脚もある」と言われています。骨盤から下の、人間が立って歩くという動作を行うための運動器の下肢部分です。そしてほとんどの方が、コアというと体幹と思われる、上肢の部分です。それが骨盤を境にして上下に分かれています。骨盤を境にして分かれていますから、骨盤と全て連動しています。なので、骨盤調整、骨盤力などど骨盤が重要であるので、骨盤を活性化して整えて、動きやすくするメソッドやエクササイズが数えきれないほどあるのです。
それはみなさん、よくお分かりになっているのだと思いますが、自分の骨盤がどうなのかということを知っている方は少ないと思います。
骨盤はには、仙骨、仙腸関節があり、それから背骨が繋がっています。股関節からは大腿骨につながり、足につながります。
スタジオにも、骨盤の腸骨、腸骨筋が内側に巻き込み、膝が内側に向いてしまい、ふくらはぎは外側が肥大し、お尻も大きくなってしまっている方が来られます。
下半身が太っている方とも言えます。
日本人に多い体型だとも思います。
骨盤の位置も関係しますが、骨盤が前に傾いていて腸骨が巻き込んでいる方は、腹筋に力が入らずに、腰で上肢を支えますから、腰痛の症状が現れます。また、前に前に骨盤を引っ張りますから、腸腰筋も引っ張られて、お腹がだらっとしてスタイルが悪く見えます。
骨盤が後ろに傾いている方の場合は、腸骨が内側に引っ張られると、内臓下垂、骨盤内の循環も悪くなります。上肢も下に下に引っ張られますから、肩の凝りなどの症状が出る方も入られます。こういう方は、ちょっとした腰を曲げる動作をしただけで、ぎくっと来る方もいられます。本来、上肢の筋肉は上に向かって伸びて使われる機能なのですから、背中は、常に緊張状態なのです。
大腰筋が重要ですが、この腸骨にくっついている腸骨筋の巻き込みをどうにかしないと、大腰筋も本来の動きをしません。
それには、骨盤をフリーにさせてあげる筋膜リリースや、ヤムナのワークが一番適していると思います。
基本のワークです。パールボールかゴールドボールを骨盤の尖っているところに置いて数回呼吸する。
次にそのボールを少しお腹の中心に動かして、そこでもお腹を膨らます呼吸を数回する。
少し下にボールを動かして恥骨に少しボールが当たる位置に動かして同じように呼吸するのです。
ピラティスで、骨盤をニュートラルにできない方は、まず、お腹、骨盤を緩めてください。
反り腰で、お腹が緩んでいる方も、猫背になっている方も、まずは骨盤、お腹を緩めてください。
骨盤から下の脚が伸びて、歩きやすくなります。
腰も伸びて、背中が軽くなります。
呼吸も楽になって、気持ちも楽になります。
むくみが楽になります。
循環が良くなります。
ヤムナワークは、体幹部のサポートに適しています。
このワークの後に、ピラティス、ヨガを行うと、気持ち良く、体全体が伸びていきます。
Sustainability must come before Fitness.
体をいつまでも動きやすくするボディサスティナビリティは、フィットネス運動の前に来なければならないとヤムナさんは言っています。