Bodyworkstudio+gym

Conditioning studio based on Pilates and Yamuna

身体の腔を広げる

ヤムナスタジオでは、新年最初のYBRフェーズ1の養成コースが開かれました。今岡美雪ティーチャートレーナーの指導のもとまた新しいヤムナボディローラーが誕生してしていくでしょう。

今回は、夕方の6時から8時までという非常にタイトな時間帯でしたが、美雪先生のWSが開催されました。

YBRコアと脊柱のWSと顎関節症にフォーカスしたWSでした。

今回はのWSは身体の腔を広げることに特化したWSだと私は感じました。

腹腔 横隔膜からしたの部分

胸腔 肋骨や胸骨で囲まれた部分

口腔 鼻の中から首までの空洞部分、口唇、咽頭腔、鼻腔までの部分

1日目は、腹腔、胸腔、口腔までを前側、背中側から筒状をイメージしながら中心から体を膨らませる呼吸を意識的しながら頭蓋に向かって引き上げていきました。

腹腔では骨盤の歪み、ねじれを整え、内臓を上に引き上げます。胸腔では、肋骨を広げながら背骨と背骨の間にスペースを作るように意識してそれを潰さないように前側と背中側を同じように引き上げていきます。口腔では頚椎を鎖骨からどんどん引き上げるように首にもスペースができるように明日の顎関節のワークのためにも、胸鎖乳突筋などの顎周りの筋肉も緩めました。

この3つの腔がつぶれた状態は、一般的には姿勢の悪い状態になります。呼吸も浅くなるために健康にも悪い影響が出てきます。

この3つの腔が広がれば、バストの位置も上がり、内臓の状態も良くなり、心肺機能もアップし、姿勢美人になるわけです。

2日目の顎関節はフェイスボールを使ってのワークです。初めの方には痛いワークでもあり、あまり人には見られたくない顔の運動です。でも終わった後の首の軽さ、肩甲骨周りの軽さ、目がすっきりするなどの爽快感があります。

ヘッドスパをした後のような頭の軽さも感じます。

脊柱とコアと顎関節に特化したwsでしたが、全て呼吸が重要なポイントです。

ピラティスでは、脊柱を動かすワークの時に同じように腹筋を使いますが、私の習ったピラティスでは、腹筋を吐く力で引き上げるようにして使います。でもヤムナで脊柱を引き上げるワークは、腹筋を背筋を骨盤底筋を横隔膜を、肋間筋を中心から筒状に膨らませてそれを保ちながら上に引き上げていくイメージです。腔洞を膨らませて上に上に引き上げていくイメージです。スクイーズなんていうイメージはありませんね。

私は、ヤムナの脊柱のワークのイメージがお腹をカッコよく見せると実感しています。

内臓をスクイーズして引き締めたら、体には良くないと思いますから。

寒い毎日が続いています。たくさん大きく呼吸して体を動かしていきましょうね。