Bodyworkstudio+gym

Conditioning studio based on Pilates and Yamuna

動きの中で自分の感覚の中で姿勢を意識して動く

正しい体の使い方を身につけるのは、非常に難しい。

そこにピラティスをやる意味があると言う人もいる。私もそう思います。正しい身体の使い方を無意識でも出来るように色々な名前のついているエクササイズを行い身体感覚にすり込ませるのです。その時間が長く感じるか短く感じるかは、その方の身体の構造や機能に決定されますね。

骨盤の動きをよくすれば、歩くのも楽になりますし、座るのも立つのも楽になります。また、腰痛の軽減にもつながります。でも股関節とのバランスが悪ければ、すっきりとは動きがよくなるとは限りません。身体はそれそれぞれのパーツの動きをよくすることも大切ですが、その時に身体全体の状態も考えながら行わないとピラティスのエクササイズにはなりません。それが難しいですね。

また、自分の身体のイメージと現実の身体のずれを常に確認する作業が必要なんですね。動きの中で姿勢をコントロールしながら実践的に身体の使い方を獲得していく作業がピラティス。そこには動きの質があります。ただ動けばいいということではありません。

正しい身体の使い方を身につけるのは、やはりまずは自分の身体を知ってから始まりますね。

多勢の人数でのエクササイズは、学校の勉強と同じで、課題や宿題を出されてそれをやることと同じです。

ピラティスは、自分の身体を知り、悪いところに気づき、修正して、より質の高い姿勢を得られるようになるものなのです。